出張の合間を縫って、ちょっと一作業。
sewing の玉井さんに教えてもらって、西の方に、朝から早起きして、
さをり織りの体験を友人達としにいきました。先週。
暖炉の前で、沢山の織り機が並び、かたんかたんと一段ずつしあげていきます
心地よい音が部屋中に響きます
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扉をあけてはなりませぬ、 |
沢山たくさんの種類の色の糸を選んで仕上げていきます。
3人で行ったのですが、できた色合いや組み合わせはみんなばらばら。
でも、怖い程「ああそう、そういうイメージだよあなた」というストールたちで
なんでも自由にしていいよ!って作る物ってまさに本当にそのとおりに人が出て、
その人の背景もみえる気がして、そういうことだなあ。
嘘がつけないっていうか。おもしろいなあ
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まるちゃんは納得の配色 |
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初めまして。の、ひらいさんはこの色。 |
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もうちょっとこうしたい、のはあるけどそうなってしまう
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私は、「(憧れの)あの人がもっていたこういうのを作りたい」と
思って、いちおうイメージがあったのですが、
やっぱり育った環境が違うんですもの、(歌が・・・)
途中からやっぱりモノトーンは物足りないかも、と、欲張り丸出しでどんどん色も増えていき
しまいには阪神タイガースのような意図せぬ色合いになったのもあり、
まあそういうこともありつつ、ははそういうふうに考えてしまうってことは
そういう風に生きているってことなのかも〜、でも完成度をあげるには潔くあきらめる事も大事なのです。
仕上がったもののなかから自分の好みの物を選ぶのは簡単だけど
それが自分で作れるか、っていうのとはまた別問題で、
そういう考え方をありありと見つめた一日でした。
なんだって、何をつくるにも、仕上がりのイメージは大切なのです。
しかも、仕上がりのイメージはイメージだけでなくって、
仕上がるまでのつくる工程もデザインするっていうこと。
これ、私が普段会社でやっている仕事でも一緒。
そりゃそうだ。あたりまえなのですが
いつも師匠が行っている事が凄く良く分かった瞬間でもありました。
でも仕上がりは良い感じで(長さ>丁寧、繊細さはしょうがない!今後の課題。)、
ウールのストールは、もこもこと巻いております。